ナビの北海道旅行記2014夏 その1
昨年は行く事さえできなかった北海道!!!!俺にとっては待望の季節となった。いつもならばバイクでソロツーリングとなるのが、俺流!でも、ちょっとした病気で、バイクは当面お預けとなってしまった。

仕方がない、、、ならばレンタカーで出動するしかないか、、、。ところが、バイクでのツーリングみたいに1週間もの行程をこなすと、、、、ありゃりゃ!レンタカーの料金もウナギ登りになってしまうじゃないっすか、、、。

これじゃ俺には無理だ。(以前使ったことあったけどね!その時は信じられないくらい安かったんだけど、、、)

そこで、涙をのんで、、、(何で?)  3泊4日の旅に変更。それでも精力的にまわっていくのがナビ!流だから、それを踏まえて、いろんな所を廻ってみようと画策してみました。

レンタカーだから、もちろんアクセスは飛行機。普段ならば釧路空港か十勝帯広空港を利用するんだけど、先特割引きを狙っても、異常に金額が高い。そこで、仕方なく新千歳空港をチョイス。

かなり道東エリアに入るまで時間がかかるけど、仕方がないかぁ〜

もちろんレンタカーの乗り捨て料金もバカにならないから、帰りも新千歳空港、、、。いや〜〜きつそうだなぁ〜〜

って、いうことで、旅行記が始まります。
7月18日
今回の北海道旅行の出発は、、、、早朝のJR蒲田駅前から!何ででしょう?
実は新千歳行きの早朝便をチョイスしたために、当日 自宅を出発しても間に合わない事が判っていたので、前泊しなくてはならない。そのためアクセスに便利な蒲田駅前のカプセルホテルに宿泊することになった。カプセルホテルと言っても時代に変化していくのか?単に繋がっているカプセルでなく、若干ながらプライベートスペースがあったり、実用的なだけでなく、連泊にも適している設備だったのには感心しきり、、、。

ただ、仕事が終わって、一旦自宅に帰ってから、軽くシャワーを浴びて、着替えてからチェックインとなったので、時刻は23時近くになってしまい、軽く風呂に再度入浴し、ビールでくつろいでから就寝する。あ〜あ!睡眠時間少ないなぁ〜zzzzzzzzzzzzzzzzz
その通りで、4時30分過ぎにタイマーで起床する。うぁ〜やっぱり眠いっす!5時前にホテルを出て、駅前に移動する。発車時間は5時10分なので、誰もバスに乗らないだろうってタカをくくっていたら、、、なんと、乗車口には20名程の先客が、、、。マジっすか?完全にナメてた。

でも、、、この人たちどこから来たんだろう?シャトルバスは発車5分前に到着。みんな旅行カバンとか持っているので、そこそこ乗車に時間がかかる。でも途中の停留所は、大鳥居、国際線、第二ターミナルだけなので、乗車する客はいないみたい。30分程で終点の第一ターミナルに到着。
さすがに5時40分の時間だと、土産店も開店している店は少なく、人の流れもすっごく少ない、、、。もちろん保安ゲートなんて、ピーク時は何本もラインがあるけど、今は細々と1ラインが開いているだけ、、、。へぇ〜早朝って、こんなもんなんだ!

でも、飛行機は何故か北海道便だけ混雑しているみたいだけど、満席便はないみたい。そりゃそうだ!今日は金曜日だもんね。
そんなガラガラな空港だけど、JGCカウンターでチェックインして荷物を預けてラウンジへ。

さすがに、搭乗ロビーにも人は少なく閑散としていた。
サクララウンジだって、、、見た所俺を含めて15人位しかいないみたい。早朝サービスじゃないけど、インスタントスープで体を覚醒させておこう。北海道ではレンタカーに乗るからビールは飲めないけど、もし飲んだら、、、寝不足とダブルで倒れるかもしれない、、、。

併せて、これからの北海道の天気が不安だったので、ネットで情報を確認しておく。そう言えば、さっきバスに乗ってから雨が降っていたっけ、、、。とりあえず傘は使わなかったからラッキーだったけど、北海道ではそうはいかないもんね。
俺の搭乗する新千歳行きの便は23番ゲートになる。これもサクララウンジからは、結構遠いっす。だからラウンジでは実質30分も滞在できず、、そこそこ忙しかった。20分前にラウンジを出て搭乗口へ。

飛行機に着席して窓を見ると、、、本降りの雨が、、、。
と言っても、それは東京だけのこと。水平飛行になっても、雲の上ばっかりだったけど、東北地方に移動すると雲も少なくなってきた。1時間弱で左側には十和田湖が見えてきた。なんとか ここまでは起きていられた俺だけど、飲み物サービスが終わった頃にはウトウトしはじめ着陸まで、、、、記憶がなくなって完全に逝ってしまっていた。

あれれ?もう到着?そこそこ爆睡しちゃったかぁ〜
千歳は雨は降っていないけど、すっごく怪しい雲があちこちに!!頼むよ!降らないでね、、、!

でも、搭乗ゲートに使うボーディングブリッジに「ロイズ」の看板を見ると、あ〜北海道に来たんだなぁ〜って実感が湧くのは俺だけ?かな?

レンタカーのカウンターで受け付けを済まし、指定のバスで事務所に移動。そこで免許証の提示や料金の精算をする。
で、貸してくれたのが、トヨタのプレミオだって!あれれ?これでいいんスか?確か「訳あり10万キロ」走行車限定ってんで予約したんだけどな!!!

一旦外装を見ながら キズがないことを確認してから車内へ、、、。んん?何だか新車の香り?そんなバカな!ってんでODOメーターを見てみると、何と2118kmしか走行していない新車だった。あれま!新車っすか!嬉しいじゃないっすか!もちろん新車登録は先月みたいだし、、、、。アリガトって思ってしまった。
早速、新千歳関連道路って高速規格の道路を経由して道東道の千歳東ICへ向かう。以前は道央道の千歳ICまで足を延ばしていたので、格段に便利になった。

しかし貸してくれたプレミオ君、、、排気量は1500ccだけど、、、とっても静か、、、。だから、知らず知らずに速度が上がってしまうので、気をつけなければ。初日から速度違反で捕まりたくないもんね。
夕張インターを超えると長大トンネルが続く区間に。トンネル区間は最新式らしく、照明もLEDの白色なので、目に優しいので助かる。以前のトンネルはオレンジ色のナトリウム灯だったもんね。

でも、、、どうでもいいけど、車がいないっす!、、、、。今日は平日の金曜日だからかもしれないけれど、寂しいなぁ〜!
占冠PAで休憩してみる。ここは来た事がなかったから一度寄ってみたかったら。PAって言うだけあって、トイレと、自販機だけの質素な設備でしかなかった。まぁ〜こんなもんでしょ!ただ、小さいながらも花壇があって、いろいろな花々が咲いていて、心が落ち着くことができそうだ。

それにしても、入って来る車がいない、、、、。これじゃ軽食コーナーがあっても赤字かな?
十勝平野に入ると、、、そこはガスがかかっていて、、、、何だかいやな予感、、、。

時間がちょっと早めだったので、十勝清水ICで高速を出て一般道へ。とりあえずは雨は降っていないだけ助かるかな?
国道38号線をあえて使わず道道75号線で音更方面に。すっごく速度を出したいっす!ウズウズしちゃいそう!でもでも、、、我慢我慢!さすがに単独走行ではリスクが大きいもんね。

音更市街に入って、昼食まで時間があったので、今後の事を考えて長靴をホームセンターで購入しておく。明日辺りには使うかもしれないから。
で、11時30分頃に「道の駅おとふけ」に到着。ちょっと早めの昼食を摂ろうか。実は、ここの2階に中華バイキングがあって、そこそこ美味しいらしい。以前からチェックしていなのだけど、なかなか行くことができなかった。

今回はやっと念願が叶ったと言う事で、、、、、。料金は90分食べ放題で980円と とってもリーズナブル。だから、料理的にはあまり期待は出来ないかもしれない。階段を上ってカウンターでお金を支払いトレーを受け取って料理をチョイスしに、、、。
いや〜期待出来ないなんて、、、なんて失礼な!!!日替わりでメニューも変わるらしいけど、今日の料理だけでも、、、カニ風味チャーハン、コーンチャーハン、鶏のザンギ、麻婆豆腐、回鍋肉、トマトと野菜のオムレツ、春雨サラダ、杏仁豆腐などなど、、、。20種類ほどのメニューが目白押しでっせ!

まずは、何から食べようか?すんごく悩む。ってんで、色々なものを少しづつチョイス。チャーハンはちょっと味が薄めだったので、そばにあったコショーで味を整えた以外はすんごく美味しかった。90分時間があっても、そこまでいられる自信は俺にはない。もっとも一人だし、30分もいれば、お腹いっぱい。ご馳走様でした。
腹が苦しいまんま出発。いや〜キツイわさ。今日は、これから陸別に向かう予定。それも14時30分頃までに「道の駅りくべつ」に到着できればいいから、あえて高速は使わず、一般道で、上士幌、足寄経由で向かってみる。

で、いつものように、「道の駅ピア21しほろ」に立ち寄ってトイレ休憩。お決まりの士幌のポテチを購入しておこう。その内 車の中で食べられるから、、、。
ついでじゃないけど、旧国鉄士幌線の士幌駅の跡地を散策。ここは以前来た事があったけど、何年前だったかな?イメージは全く変わっていなかった。ただ、展示してある貨車や車掌車は綺麗に塗装されているらしく、現役の姿を見せてくれているようだった。

駅舎内には入る事はできなかったけど、集会所か何かの施設として使われているのかな?これはいつまでも残して欲しいなぁ〜って感じた。
それに比べて、、、、上士幌の駅跡も散策。こちらは、駅舎はおろか、車両もレールすらない。構内と思われる敷地には一面芝生が敷き詰められていて、パークゴルフのコースになっているようだった。まぁ〜確かに数年前には朽ち果てた客車が放置されていたことがあったけど、、、。それも古い記憶になったかな?あれはあれで、撤去されて正解だったと思うけど、、、。

そもそも、マニアだって 知っている人も少なくなっていることでしょう、、、。
上士幌から足寄まで、国道を走り切り 足寄市街地はそのまま通過。「ふるさと銀河線」の廃線駅の一つである愛冠駅跡を訪問してみた。ここも以前来た時と変わらない風景で、駅前の花壇には花が植えられている。近所の方が管理されているのだろうか?いいことだなぁ〜って感じた。

ホームにも上がれるんだけど、レールのなくなったホーム跡はやっぱり寂しい、、、、。それに星型のメモリアルプレートが全て撤去されてしまっていた。どうやら、足寄町が保存しているらしいけど。
駅前にある、小さな小川に架かっている橋なんだけど、、、、名前が「ウェディングブリッジ」って言うんだよね。駅が現役だったころ、愛冠の名前に影響した名前だけど、、、、今となっては実に寂しい橋の名前になってしまっている感が強いなぁ〜

せめて綺麗な清流だったらイメージもわかるんだけど、、、。
そんな寂れた駅跡だけど 今だ現役なのが湧き水。「愛の泉」の水はコンコンと湧きだしている。コップが置いてあるので、ちょっと飲んでみる。すっごく冷たくて美味しいっす。
若干時間があったので、ついでじゃないけど上利別駅にも足を伸ばしてみる。

駅舎は当時そのままの状態で残っているんだけど、、、どうやら保存されているというよりも放置されている感が強い。ホーム側には少しだけ線路が残っているけど雑草が生えていて凄い事になっている。もちろん中には入れないが、窓越しに内部をみても、掃除すらされていないみたいだった。
でも、駅前には立派な花壇があって、綺麗な花々が咲いている。多分地元の方々が植えているのかな?

そばにはバス停があって、皮肉にも「ふるさと銀河線」より本数が多い。そのためか駅として機能していた頃の構内は広場となり、広い駐車場になっているようだ。多分パークアンドライドに使われているのかな?
さ〜て、、、それでは本日のメインである「りくべつ鉄道」に行ってみようか。「りくべつ鉄道」は廃線跡を利用したテーマパークみたいなもの。俺は何度も立ち寄っていたんだけど、構外運転というものにチャレンジする。これ自体は初めての体験。

受付で料金を支払い、指導運転士と一緒にまずは駅構内を2回ほど運転してみる。これで運転感覚を戻すことになる。マスコンやブレーキの操作も問題ないとのことで、実際に構外に出て、運転をすることになる。片道1.6kmを3往復できるそうだ。これは以前から行ってみたかった、、、、。
駅構内の運転は、お遊びそのものだったけど、こっちはマジな運転になる。模擬信号に始まって、いろいろな指示に従って運転することになる。それも実際に歓呼(発声)しなければならない。
「前進(レバー)ヨシ!デッドマン(暴走防止装置)ヨシ!しゅっぱ〜つ進行!時間ヨシ!戸閉めヨシ!はっしゃぁ〜!」って声を出してホーン(汽笛)を鳴らしてからマスコン(アクセル)を入れて出発。いや〜マジっすよ。本当に本物の線路を俺が運転しているっす。

途中に徐行の予告が出てきたので、「徐行予告10!」って発声する。
黄色い丸板が見えるところが徐行10kmで走らなければならない。そこに達するまでに速度を落として「徐行10!」っ発声して10kmというトロトロの速度で通過。実はこの左側に民家があって、速度が出せないそうだ。

やがて緑の丸板を通過する頃に「徐行解除!」と発声して速度を上げる。
やがて、「かねらん」という架空の駅に停車。「かねらん停止!」と発声して小さい黒抜き丸の板を自車の先頭に合わせて停車。ここでは実際にはホームはないんだけど、本物と同じようににドアを開ける。

既定の時間を設定して、さっき出発したように、ひと通りの発声をしてドアを閉めて出発。
本物の?国道のガード下を走行して、終点「しもくんねべつ」駅に到着。運転台を代わって反対側へ。距離が1.6kmもあるからか?実際に片道6分もかかる。これって感動そのもの。ってことは×6回ってことだから、40分近くもこんな運転が出来るんだ、、、、。

お値段はちょっと高いけど、人気が高いだけの事はあるなぁ〜。もっとも鉄に興味がある人でなければ理解してもらえないかもしれないけど。
さてさて、今日の宿泊は釧路なので、そこそこ急がなければ、、、。今日宿泊するのは釧路空港近くのホテル。陸別から釧路空港方面には、足寄経由にしろ、本別、白糠経由にしろ時間がかかる。今回は少しでもショートカットしようと思いカネラン峠経由で阿寒湖畔を経由することにした。

と言っても、素直な俺じゃないっす!!!気になった所は立ち寄るのが俺流!んでもってカネラン峠の駐車場で散策。多分展望台みたいになっているのかな?といっても、、、、誰もいないんですが、、、。止まっているのは俺の車だけっす!
折角なので、ちょこっとだけど、周囲を歩いてみる。近くには東屋があるんだけど、、、木でできたテーブルとか、汚れに汚れまくって、とってもお弁当を開く気になれない。そもそも座りたくないし、、、。静かな場所だし、森林浴もいいかもしれないけど、ここじゃ何処でもできるしな、、、。

それに峠の展望台なんだろうけど、、、景観は全く望めない場所だった。結構奥地まで入り込んでみたんだけど、、、これといったネタはなさそう。
で、駐車場から出発すると、、、見たことない動物が、、、、あれれ?なんだ?

少なくともキタキツネじゃないし、、、子供じゃないよな?この大きさならば、もう普通の毛艶しててもいいはずだし、、、。もしかしてクロテン?そんなの見たことないし、、、。なんだろう?って思っているうちに草むらに消えて行った。

これ知ってる人は私に教えてください!!!お願いしま〜〜す!
カネラン峠の足寄側は未だに未舗装だった。

そこそこ急カーブも続いていて、深ジャリなのでハンドル操作も慎重に進む。こんな道だからこそ、、、すれ違う車なんか来る訳ない!およそ5kmほどのダートを走り切ると走りやすい舗装路になった。やっぱりプレミオ君ならば、舗装路の方が似合っているんじゃないかな?
しばし国道241号線で阿寒湖方面に進む。このまま行くんじゃつまらないな!って思っていたら、茂足寄方面に向かう道を発見。

俺って、何度もこの国道走っているけど、知らなかった、、、。これは追求せねば、、、。
この道は道道の指定も受けていない、、、名もない道路。多分町道扱いなのかな?

それだけに舗装こそされているけど、道路には無数の枯れ枝や枯葉が散乱していて走りにくい。
途中茂足寄トンネルなんてものがあった。長さは200mちょっとなんだけど、内部には一切の照明がなく、、、とっても暗い!俺の知るかぎり、阿寒国立公園の中で唯一のトンネルじゃないかな?

完成して14年、、、ひっそりとトンネルが鎮座していましたぜ!まぁ〜どうでもいいことだけど、、、。
この先は道道664に入ってオンネトー方面に進む。この道も途中からダートとなり、道幅も細くなり深ジャリとなる。あえて、この道路を舗装化しないのは、車の往来を事実上規制しているからかもしれない。

そうしないと、オンネトーを訪れた車は、折角整備された国道241号線を利用することなく、旧道に入り込み集落に入り込んでしまうかもしれない。それならば理解できるな、、、。
そうは言っても、深ジャリのくせに、、、しっかり「雌阿寒オンネトー線」って看板に「至 オンネトー」って書いてあるだけじゃなく、立派な「阿寒国立公園」というでっかい看板も設置されていて、、、ちょっと矛盾を感じちゃったりして。
オンネトーの野営場の駐車場に到着。んん〜〜時間的にどうかな?湯の滝に行きたくなっちゃった。俺って、湯の滝には行った事がない。いいや!折角だしチャレンジしようか。「ホテルには到着が遅くなる旨連絡いれればいいか!」。って思うものの、携帯電話は当然圏外!!だよね。

ここまで来たら行くしかない!って勝手に判断し、湯の滝へ行ってみよう。但し、駐車している車が殆どいないし、夕暮れだし、、車上荒らしが怖いので、入口に横付けするように、、、ほかの人に判りやすくするために駐車しておいた。では!出発。
散策路が完備されているけど、距離は1400mもある。以前だったら、挫折していたかもしれない俺は、今回はサクサク進んでいけた。いや〜体が軽くなったからかな?歩いて行くと、200mごとに湯の滝への距離が書いてある看板があるので、おおよその距離が判断できる。

雨が心配だったけど、時々薄日も差し込んでいて助かった。でも、、、時間が時間なので、夕暮れが近い事は自覚しておかないと、、、。後でシャレにならなくなるから、、、。
湯の滝まで200mの最後の看板を過ぎ、坂を下って行くと、清流の音が聞こえてくる。もう少しだ!って思っていると、開けた広場に出て、先には湯の滝が現れた。いや〜とっても綺麗っす。木々の緑以上に滝の苔の緑がとっても美しく見えている。

いろいろなガイドブックにも、オンネトー湯の滝の写真は掲載されているけど、平面画では このダイナミックな形容は表現できないかな?なにしろ、滝の傾斜がそこそこあって、思った以上に滝の幅が広い。これは来た人でないと判らないかもしれない。写真では小さく見えてしまうけど、、、けっこう大きな滝だった。
それに奥行きもそこそこあるし、、、。で、以前というか?遥か昔には露天風呂代わりに入浴した人がいたそうな、、。今では学術的に酸化マンガンという物質が世界でも貴重なので、入浴は禁止ってなっているけど、、、。とても入浴できるロケーションじゃないんですが、、、。風呂上がりでキャンプ場まで1400m歩いていたのか、、、。それはそれで大変だったんじゃないかな?

清流のはしっこで、手を入れてみた。ちょっと温かいような、、、。仮に上流でも決して適温にはならないと思うのは俺だけかな?ちなみに水の底にはヘドロ状の酸化マンガンが沈澱されていて、水流で流れた物質は池に流れ込み小魚のエサになっているみたい。
十分満足し、湯の滝を後にする。来た時と同じ1400mを戻る。若干なりとて車が心配でもある。「車 壊されていなければいいんだけどなぁ〜」って。そんな気持ちも杞憂になったように、俺の車は普通に止まっていた。まずは安心。そういえば帰り道ですれ違った人は誰もいなかった。ってことは、俺が本日最後の観光客ってことかいな?なんとデンジャーな、、、。

もちろん駐車場は俺の車以外全くなかった。今日はキャンプする人もいないみたいだね。
通り道なので、オンネトーにも立ち寄ってみる。しかし、夕暮れが近く、雌阿寒岳周辺にはガスが垂れこみ日差しもない中では、湖面の色も全く見られない。これじゃ見ても何がなんだか?

一応「来た」という足跡だけ残していこうか、、、、。
阿寒湖畔は立ち寄る予定もないのでスルーしていく。ただ その前にホテルで遅れる旨連絡入れなければ、、、。やっと圏外を脱出できたんだし。到着時間が1時間ほど遅くなりそう、、、。一応連絡も取れたし一安心。これで急がなくてもいいか、、、。ってんで、俺の悪い癖!最後に滝見橋で阿寒川の清流を見てみる。

ここは撮影スポットとして有名な場所でもあるんだけど、やっぱり秋口でないと、思ったほど綺麗じゃないかな?数枚写真を撮って出発。
30分ちょっと走ってホテルに到着。
本日宿泊するのは「赤いベレー」という施設。受付でチェックインして、夕食の時間を聞くと20時30分までなんだそうな、、。ヤバい!時間がない。だって今は19時30分なんだもん。ってんで、軽く汗を流す程度で風呂に入る。でも、とっても気持ちがいい。ここは1階には一般の公衆入浴施設があるんだけど、結構入浴される方が多いそうだ。で、宿泊者専用の風呂が2階にあって、こちらも俺は使用できる。

もちろんこっちがいいさ!今日は満室のはずなのに、誰も入浴する人はいなかった。って言うか、もう入浴は済んだのかな?だから俺の貸し切りっす。足を伸ばせるのが気持ちいいなぁ〜!
ってノンビリし過ぎていると夕食の時間がなくなってしまう。早めに着替えて、そのまま浴衣のままでレストランへ。早速生ビールをオーダー。これがたまらないほど美味いっす。やっぱり先に風呂だよね!

あんまり料理は期待していなかったんだけど、どうしてどうして、、、!結構なボリュームっす!昼に中華バイキング食べちゃったし、、、。ちょっとキツイかな?刺身や酢の物、野菜の煮物、ローストポーク、にぎり寿司にゴボウの柳川風etc、、、それにみそ汁にご飯がついて、、、お腹いっぱいっす。ご馳走様でした。
ところで、このホテルの部屋は10畳の和室。入室時には布団が引かれていたけど、そのほうがありがたい。ただ、暖房設備はあるけど(当たり前じゃん)エアコンはないらしいので、窓は開けっぱなしにしておかないと、寝られなくなってしまいそう。

ビールで酔っぱらったし、料理も満足に頂いたし、、、。明日もメッチャ早朝から活動しなければならないから22時前にはおとなしく就寝することにしようか!おやすみなさ〜〜い!zzzzzzzzzzzzzzzzz
 本日の走行距離397km